Marrの呟き

息子の高校のハンドボール部の事なんですけど・・
去年は2年生（現在の3年生）が3人しか居なくて、1年生の時から試合に出る機会があったんですが、
今年は有望な1年生が沢山入部して、人数が増えた事もあって、おそらく先生が全員を見れなくなったんでしょう。
スタメンのAチームとそれ以外のB・Cチームに分けて、Aチーム主体の練習をしているそうです。
中学の時の先生も同じようなやり方でチームを作っていました。
Aチームに入っている子には色々と指導するんですが、それ以外の子は「ほったらかし」です。

中学の時のチームもそうでしたが、なぜ練習の時からメンバーを固定したがるんでしょう。
ハンドボールはメンバーチェンジをいつでも自由に行える競技ですから、フル出場するよりも何人かで交代しながら出た方が体力的にも有利なはずです。
普段からAチームの練習しかしていないので、誰かがケガしたり調子が悪い時に、代わりに入れられた子は急にできるはずがありません。それで「やっぱりコイツはダメだ」ってなるんでしょうね。
それではいつまで経ってもチームの層は厚くなりませんし、Aチームの子は危機感を持たずに努力をしなくなりますよ。その子も伸びません。
ある時はメンバーチェンジするのではなく、Aチームの中でポジションを入れ替えたりしていました。野球で言えば、控えピッチャーをベンチに座らせておいて、外野の子にいきなりピッチャーをさせるようなものです。
ありえません。

普段の練習から同じポジションの子は同じ練習をして、誰が入っても同じ動きができるようにするのが普通じゃないんですかね？切磋琢磨してお互いを高めあうように、チャンスは平等に与えるべきです。
少なくとも私が指導するならそうします。

今、Aチームには2年生が2人、後は全部1年生です。先日府内の新人戦があったんですけど、結局ベスト4にも残れず敗退。近畿大会への道も早々に絶たれました。
負けている試合の途中に、大事なシュートを外した子に対して、「練習試合のつもりでやればいいから」と言っていたそうです。1年生にはまだあと何回もチャンスはあるでしょうけど、2年生にとってはもう残り少ない大事な公式戦だったんですよ。
今年の2年生はもう捨てて、有望な1年生を育てたいという意図が見え見えです。

ずっとベンチに座っている2年生が、試合に出ている1年生に比べてそんなに劣っているんでしょうか？
去年の新人戦の時から全く上達していないなら別ですけど、きちんと1年間指導していれば、少なくとも今のチームよりは強くなっていたと思うんですが。
他の高校は夏に3年生が引退して新チームになってから時間が短いですけど、ウチは3年生が少なかったので、メンバーの入れ替わりが少ない分、有利だったはずなんです。それなのにわざわざ1年生中心のメンバーに入れ替えて、しかもそれを固定してしまった。
今ウチの息子は「8番目」のような扱いで、キーパー以外のポジションを転々とさせられているようです。
この前の試合では「誰かが足をつった時に代わりに入れ」と言われたとか。
ありえません。
少なくともウチの子はそんなに器用ではありませんので、正規のポストのポジションに集中して練習させていれば、もっと上手くなるはずです。親だから言う訳じゃないですけど、今のAチームのポストの子よりも上手くできると思います。

先生は「今のお前らにはチームワークが足りない」と言うそうです。
普段からチームを分けらているのに、どうすれば全員が一丸となれるんでしょうか？
朝練は自主トレなので1年生は殆ど来ないそうですが、頑張って行っている数人の2年生の努力は無視ですか？
努力しても認められず、努力もしていない後輩が試合で負けるのをベンチで見守る事しかできない悔しさが分からないんでしょうか。

試合に出す気が無い部員でも、数が減る事を異常に嫌うらしく、辞めると言い出した子に対してはあらゆる方法で阻止しようとするそうです。
「負け犬のままで逃げ出す気か」と罵倒してみたり、それでもダメなら急に褒めてみたり。
・・一体誰の為の部活なんでしょうか。

こんな指導者の下で一生懸命頑張っている息子が可哀そうで仕方ありません。
息子よ、今は報われなくても、この努力は将来きっと自分の為になる。
・・・と言ってやりたいんですけどねぇ。

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