Marrの呟き

いつも行っていたギターショップが開店して１年位でしょうか。私のバンドのメンバーは、客でもないのに毎日入り浸っていました。
ちょっとカワイイ女の子が来るとすぐにちょっかい出すベースくん、売り物のギターをとっかえひっかえかき鳴らすギターくん、そしてミニチュアギターをシコシコ作る私。
その頃には店にも「常連さん」が増えていて、中にはいろんな人がいました。
元○○組系の組を持っていた人で、足を洗ったとはいえ体にその痕跡がキレーに刻まれている人（Mさん）。外大に留学に来ているアメリカ人（PとJ）。高校を留年して毎日学校に行かずこっちに「登校」する人（Dくん）。夏は暑いからと丸坊主にしてしまった女子（Cちゃん）。
後にこの登場人物が複雑に絡んでいく訳ですが・・

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バンド活動は停滞気味でした。例のデモテープが全くレコード会社に相手にされなくてちょっと自信喪失、方向性を変えないとダメか？いや、俺らは俺らのカラーで勝負せなあかん・・などとウダウダやっています。高校の時は月一でライブをやってたんですが、この頃は2ヶ月、3ヶ月と間が開くようになり、新曲もマンネリっぽくてダメ、客は減っていくわでモチベーションも低下していました。
あれほどプロにこだわってたギターくんとベースくんも、新しい遊びを覚えて、そっちの方が楽しいと思うようになってたんでしょうか・・Mさんの遊び方は新鮮でしたから（笑）
・・私は高校の時の同級生とお遊びでスラッシュメタルバンドをやったりしてました。でもこっちをやりたいんじゃないんだよなぁ・・
・・続く・・