おそらくこんなブログを見ている場合ではないと思いますが、少しでも前を向いて、一日も早く元の生活に戻れるように願っています。
今はこんな言葉しか出てこないですが、私自身に何ができるのかをずっと考えています。
私の体験では、こういう沈んだ気持ちを救ってくれたのは、音楽でした。
明るい音楽を聴いてみてください。
そして周りの人と一緒に口ずさんでみてください。
それで少しは気が晴れると思います。
「辛いのは自分一人じゃない」と感じられると思います。
気持ちが前に向いた時に、人間は強くなれると思うんです。
私も毎日大好きな音楽を聴いています。
そして次に、報道のあり方について考えました。
テレビでは、今日現在になってもずっと被害状況の報道が行われています。
津波到達時の悲惨な映像が何度も繰り返し流れたり、どうでもいい原発の冷却システムの説明を長々としたり、死者や行方不明者の数だけを集計して繰り返し報じたり・・・
ハッキリ言って、こういう報道の仕方は間違っています。
孤立して連絡が取れなくなっている病院の上空を報道のヘリコプターが撮影の為に通過。
「SOS、食料、みず という文字が見えます」
「助けを求めてこちらに手を振っているのが確認できます」
・・・・で、そのまま通過?それを全国放送で流す必要はあるんでしょうか。それをテレビで見た人に何を伝えたかったんでしょうか。救助を求めて必死で手を振ってた人は、そのヘリを見てどう思ったんでしょうか。
まずは人命救助を最優先に行ってほしいです。死者の数は2千人を越えそうだとか、そんな数字はどうでもいいんです。そんな数字を現地で調べて集計する暇があるのなら、生きている人を探してください。
せっかくヘリを飛ばしているんですから、連絡が取れなくなっている地域に飛んで、その状況を伝えてください。
もちろん二次災害の危険があるのであれば素人が入り込む必要はありませんが。
そして次に、無事避難できた人の要望を聞いてください。確実に物資が不足しますから、今何が一番必要なのかを逐一伝えて、それに応じた支援の呼びかけをしてください。
そして最後に、「悲惨さ」はもう結構です。
今回の震災が悲惨なのはもう分かっています。
被害の大きさやガレキの山ばかり見ていても、何も前に進みません。
その悲惨な状況で、被災した人々が何を求めているのか、そして見ている側の人間に何ができるのか。
そういう報道をするべきじゃないでしょうか。
今私は仕事場でFMラジオを聴いています。
そのラジオからは、いつもと少し違いますが、普通に明るい音楽が流れています。
そして時折リスナーからのメッセージが読まれ、その中には合言葉のようにこういう言葉が入っています。
「音楽のチカラを信じて」
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