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40男のMarrが、日々思う事を不定期で綴ります

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最近、アメリカとのTPP交渉が難航しているというニュースをよく目にしますね。
以前にも書きましたが(→こちら)、そもそもこのTPPというのは、アメリカが得する為のものだと言っても過言ではないと思っていますので、私に言わせれば「今さら何を言ってるの?」っていう感じです。

日本が主張しているのは農産物の「関税維持」。
牛肉の関税については、撤廃しない代わりに現在よりも引き下げた上でアメリカからの輸入量を増やすとか、豚肉については完全に撤廃だとか・・
アメリカの一方的な主張に「抵抗しているだけ」という印象を持っています。こういうのを「交渉」と言うんでしょうか?

日本は逆にアメリカに対して何を要求しているんでしょうか。その辺りがイマイチ伝わってきませんね。
自動車の関税を撤廃せよと?
アメリカが日本車に掛けている(たった2.5%の)関税を撤廃すれば、日本車の輸出が爆発的に増えるとでも思っているんでしょうか?
日本の畜産業を壊滅させてまで得られるような利益は絶対にありません。

TPPを推進している人は、交渉に参加する前は「早く参加しないと不利になる」とか、「国益を守れないようなら撤退すればいい」とか言ってませんでしたっけ?

こんな意味のない交渉はすぐにでもおしまいにして、さっさとTPPからの撤退を希望します。

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今朝の読売新聞の朝刊を見て、また情けない気持ちになりました。
あれだけ脱原発を都知事選の争点から外そうとしていたのに、舛添氏が当選を決めた途端に「無責任な脱原発は信任されなかった」と大々的に報じていました。
「これを機に原発の再稼働に向けた準備を加速するべきだ」とも社説に書いていました。

個人的には誰が都知事になったとしてもあまり関係はないのですが、本当に都民の皆さんが脱原発にNoを突きつけたとは思えません。
当選した舛添氏も基本的には「原発に依存しない社会を目指す」方針なんでしょ?
あたかも自民党が勝ったような、そして原発推進が容認されたかのように報道するのはおかしいんじゃないでしょうか。

原発を稼働させると読売新聞に何のメリットがあるのか知りませんが、脱原発を「無責任」だと言いきる根拠を教えてもらいたいです。
原発推進派の人はみんな原発を「安い電源」だと言います。本当にそうなんでしょうか。
今まで出し続けた放射性廃棄物の処理にかかる費用は?計上していませんよね。
耐用年数を過ぎた原子炉の廃炉にかかる費用は?計上していませんよね。
目先のコストだけを比較して「安い」というのは、あまりにもアンフェアじゃないでしょうか。

代替エネルギーが確立していないと言いますが、確立させるように積極的に動くのと、初めから否定して動かないのとでは、話が全然違います。少なくとも何もしないで否定しているようでは、新しい技術もアイデアも生まれません。
現状では原発が動いていなくても電力が不足して停電するような事はありません。
今のうちに原発に代わる新しいエネルギーをどんどん開発すべきだと思います。
そして、電力を使う我々も、無駄を減らしてコンパクトな生活にシフトしていくべきだと思います。

本当に無責任なのは、新しい可能性を否定して、子供や孫たちの世代に核のゴミの最終処分を押し付けようとしている人たちじゃないでしょうか。
何度も言いますが、人間が100%コントロールできない物を「安全」と言ってはいけません。

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